留学までにやることは?留学準備で必要な手続きや持ち物などを一覧で紹介!
留学することが決まったら、やらなければいけない準備が非常に多くあります。ビザ申請や持ち物の準備、航空券の手配など、国や留学期間などによって必要な準備はさまざまです。
この記事では、留学が決まったら行う準備をタイムラインで流れとして紹介していきます。必要な持ち物から手続きまで完全網羅して紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
留学準備はいつまでに何をする?必要な手順をタイムライン形式で解説
留学準備には計画的なスケジュール管理が必要です。どの時期に何をするべきかを明確にすることで、スムーズに準備を進めることができます。以下は留学準備を進めるためのタイムラインですので、ぜひ参考にしてみてください。
1年前〜9ヶ月前:情報収集と留学先選定
まずは、留学に関する情報を収集し、留学先の選定を行いましょう。この段階では、行きたい国や大学、留学プログラムの選定を行います。選定基準としては、学費や滞在費、カリキュラム、生活環境などを重視しましょう。できるだけ自分の合った留学生活をイメージすることが重要です。
また、この段階では必要書類の確認もしておきましょう。 留学先の入学要件やビザ申請に必要な書類をチェックし、準備を始めます。あらかじめ必要な書類や手続きを把握しておくことで、エージェントからのアドバイスも生かしやすくなります。
6ヶ月前〜3ヶ月前:出願手続きとビザ準備
留学先や学校が決まったら、早めに出願手続きを行いましょう。 大学や語学学校によって必要な書類や手続きは異なるため、できるだけ早めに準備をはじめ、締め切りに間に合わせるようにしましょう。なお、必要書類には成績証明書や推薦状などがあります。
出願手続きと並行して早めに行いたい留学準備が、ビザ申請です。取得すべきビザは留学先によって異なるため、それぞれの国に合わせたビザ申請手続きを行いましょう。ビザ申請には数ヶ月ほどの時間がかかる場合があるので、できるだけ早めに手続きしてください。
3ヶ月前〜1ヶ月前:渡航準備
留学まで残り3ヶ月ほどになったら、航空券の手配を済ませましょう。価格やルートなど最適な航空券を探し、早めに購入してください。航空券には早割などのキャンペーンがある場合があるため、安く購入できる時期を逃さないようにしましょう。
また、海外留学保険への加入も必要です。留学先で病気や事故、盗難などのトラブルが合った場合に備えて、留学保険の加入手続きを行います。おすすめの保険会社やプランは個人や国によって異なるため、留学エージェントのカウンセラーにアドバイスをもらうのがおすすめです。
1ヶ月前〜出発前:最終チェックと物品購入
留学への出発が近づいてきたら、必要書類の最終確認を行いましょう。パスポートやビザ、保険証書、入学証など、必須書類が揃っているか再確認します。また、最終確認は1人で行うのではなく、留学エージェントのカウンセラーや家族と一緒に行い、不足がないかどうか細かく確認してください。
最後に、日用品や日本から持ち出す教材など、必要な持ち物の準備をしましょう。必要な持ち物リストを作って揃ったものからチェックしていくようにすると、忘れ物の心配がなくなり便利です。持ち物の準備もできるだけ早めに行い、余裕を持って渡航準備を整えるようにしてください。
なお、次の章で必要な持ち物チェックリストをご紹介するので、あわせて確認してみましょう。
留学前の準備チェックリスト!各準備の詳細も解説!
留学を成功させるためには、事前にしっかりと準備をしておくことが重要です。以下のチェックリストを参考に、準備を進めましょう。
必要な書類リスト
必要な書類 | チェック内容 |
---|---|
パスポート | 有効期限を確認し、必要に応じて更新しましょう。 |
ビザ申請書類 | 留学先の国に応じたビザの申請書類を準備します。ビザの有効期限が適切かどうかも確認してください。 |
入学許可証 | 語学学校や大学には入学許可証が必要なので、忘れずに用意しましょう。 |
成績証明書・推薦状 | 出願先の学校に必要な書類を、学校に応じて用意しましょう。 |
留学保険証書 | 海外留学保険に加入し、その証書を持参しましょう。 |
持ち物チェックリスト
必要な書類 | チェック内容 |
---|---|
衣類 | 渡航先の気候に合った衣類を選びましょう。特に季節が異なる場合は、温暖な地域と寒冷地用の服の準備が必要です。 |
電化製品 | 海外対応の電源プラグを確認し、変換アダプターを用意しましょう。また、使い慣れた電化製品が必要な場合は忘れずに持参してください。 |
薬・医療用品等 | 常備薬がある場合は現地で手に入らない可能性があるため、日本から持参するのがおすすめです。 |
化粧品 | 化粧品も基本的には日本で購入したものを現地で手に入れることは難しいため、日本から持参しましょう。 |
その他日用品 | その他にも、寝具や文房具など、日々の生活で欠かせない日用品については持ち物が多くなりすぎない程度に持参しましょう。 |
留学中の滞在先について
滞在先の種類 | 特徴 |
---|---|
学生寮 | 学校が提供する寮で、他の留学生と一緒に住むことが多く、生活費を抑えやすい。食事や清掃サービスが含まれている場合もあり、安心して生活できる。 |
ホストファミリー | 現地の家庭に滞在し、家庭的な環境で生活をしながら文化交流できる。自炊や食事が提供されることが多く、語学力向上にも役立つ。 |
アパート | 自分で賃貸契約を結び、独立した生活ができる。自由度が高い反面、生活費や管理が自己責任となり、準備が必要。 |
シェアハウス | 他の学生や若者と共同生活を送り、家賃を分担できるため経済的。共同のリビングやキッチンを使うため、社交的な環境が得られる。 |
留学準備として、滞在先の選定は早めに行いましょう。満足できる留学生活を送るためには、自分に合った環境かどうかや交通アクセスがよいかどうかを重視してチェックするのがおすすめです。
また、留学先が決定した後でも、留学前に契約書や滞在規約を確認し、問題がないか事前にチェックしましょう。
海外留学保険について
海外では医療費が高額になるケースがあるため、海外留学保険への加入は必須です。保険内容をよく確認し、事故や病気のカバー範囲がどれくらいなのかきちんと把握しておきましょう。
また、万が一の事故や盗難に備えて、旅行保険への加入もあわせて検討しましょう。とくに治安のあまりよくない国に留学する場合は盗難などのトラブルに巻き込まれる可能性があるため、加入しておくことがおすすめです。
なお、留学エージェントは留学に関する保険のアドバイスも手厚く行っているため、悩むことがあれば気軽に相談してみてください。
語学力の準備も欠かせない
留学中の学習効率を高めるためには、事前の語学力の準備も欠かせません。英語留学する方は、TOEFLやIELTSなど留学先で求められる英語試験のスコアを取るために、早めに準備を開始しましょう。
また、自身の語学レベルに合った語学学校を選ぶためにも、事前にどれくらいの語学力があるのか把握する上で、語学テストを受けておくのは大変おすすめです。留学エージェントでは事前のオンライン英会話の無料提供などの語学学習サポートを行っているところもあるため、必要に応じて利用してみてください。
必ず押さえておきたい!安全対策も準備しておこう
留学生活を安全に過ごすためにも、以下2つの安全対策は事前に必ず準備しておきましょう。
・現地の安全情報の確認:渡航先の治安状況を確認し、安全対策として気をつけるべき行動や必要なアイテムを用意しておきましょう。とくに、治安が悪い地域にでの留学には注意してください。
・緊急時の対応について:現地で何かあったらすぐに相談できるよう、日本大使館の連絡先や緊急時の避難場所を確認しておきましょう。また、留学エージェントを利用する場合は、現地オフィスがあるかどうかも確認してください。
Wi-FiやSIMカードなど通信環境の準備
留学中は日本の通信手段が使えなくなるため、現地の通信環境を確認して準備しておく必要があります。通信環境の準備として必要なことは、以下の2つです。
・Wi-FiやSIMカードの確保:渡航先での通信環境を整えるために、ポケットWi-Fiのレンタルや現地のSIMカードを手配しましょう。ただし、現在使用している日本の通信手段で海外にも対応しているものもあるため、留学先でも使えるかどうか確認してみてください。
・通信プランの確認:海外の通信手段を利用する場合は、高額なデータローミングを避けるため、現地の通信プランを事前に調べて最適なプランを選択しましょう。
よくある失敗パターン
留学準備を進める中で、初心者が犯しがちな失敗をいくつか紹介します。これらを避けることで、よりスムーズに留学生活をスタートできます。
先輩たちの準備の失敗例を紹介
私は、出発直前になってから準備を始めてしまい、書類の手配や航空券の購入がギリギリになってしまいました。もう少し遅れていたら留学期間を変更する必要がある状態だったため、ヒヤヒヤしました…汗
僕は、予算を抑えて留学するためにアパートを滞在先として選びましたが、アクセスが悪く治安も良くなかったため、苦労しました。慣れればあまり問題もなかったのですが、もう少し便利な滞在先を選べばよかった少し後悔しています。
留学に必要な費用は?具体的な金額を公開
留学にはさまざまな費用がかかります。具体的な金額を理解しておくことが、しっかりとした予算計画の第一歩です。以下の表は、留学先として人気がある国の1年間にかかる費用目安ですので、ぜひ参考にしてみてください。
費用項目 | アメリカ | イギリス | オーストラリア | カナダ | ニュージーランド |
---|---|---|---|---|---|
学費 | 100万〜500万円 | 80万〜300万円 | 80万〜300万円 | 80万〜250万円 | 70万〜200万円 |
生活費 | 80万〜150万円 | 80万〜120万円 | 60万〜120万円 | 70万〜150万円 | 50万〜90万円 |
航空券代 | 10万〜20万円 | 10万〜20万円 | 7万〜15万円 | 8万〜15万円 | 6万〜12万円 |
保険費用 | 5万〜10万円 | 5万〜10万円 | 5万〜8万円 | 4万〜8万円 | 3万〜6万円 |
交通費(現地) | 5万〜10万円 | 5万〜10万円 | 5万〜10万円 | 5万〜10万円 | 4万〜8万円 |
通信費 | 2万〜5万円 | 2万〜4万円 | 2万〜4万円 | 2万〜4万円 | 1万〜3万円 |
教材費・雑費 | 3万〜5万円 | 2万〜4万円 | 2万〜4万円 | 3万〜5万円 | 2万〜4万円 |
合計費用 | 200万〜800万円 | 170万〜500万円 | 160万〜550万円 | 170万〜400万円 | 130万〜350万円 |
なお、学費や生活費は国や都市によって大きく異なります。たとえば、人気の都市(例:ロンドン、ニューヨーク)では費用が高額になる傾向があるため、事前に見積もりをもらうなどして予算に合うかどうか必ず確認してください。
おすすめしたい留学費用の貯め方
留学費用を効率的に貯める方法を2種類紹介します。早めに計画を立て、コツコツと貯金を積み重ねることが大切です。
・奨学金の活用: 日本国内外の奨学金を活用することで、学費の一部をカバーできます。早めに情報を収集して応募しましょう。
・アルバイト: 留学中に現地のカフェやスーパーなどでアルバイトをしてお金を貯める方法もあります。実際に現地の言語で働くことで語学力の定着もスムーズになるため、一石二鳥です。
おすすめの留学エージェント比較
留学エージェント | 費用 | 留学プラン数 | 実績 | サポート体制 | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|
EF | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | |
StudyIn | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | |
スマ留 | ◎ | ○ | ○ | ○ | |
School With | ◎ | ◎ | ○ | ○ | |
ラストリゾート | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
まとめ
留学準備を進めるには、計画的に一つ一つのステップをこなしていくことが重要です。特に、費用面についてはしっかりとした予算を立て、必要な資金を早めに貯めることが成功のカギとなります。ここでご紹介したタイムラインやチェックリストを参考に、スムーズに準備を進めていきましょう。
また、留学費用に関しては、学費、生活費、保険費用、渡航費などがかかりますが、各費用を把握し、奨学金やアルバイトなどで賢く貯める方法も検討してください。予算管理をしっかり行うことで、留学生活がより充実したものになります。
最後に、留学先での安全対策や語学力の準備も欠かせません。現地での生活に不安を感じることがないよう、事前に万全の準備を整えましょう。留学は人生を大きく変える経験ですので、しっかり準備をして、最高の留学生活をスタートさせましょう!