オーストラリアのワーホリ費用はいくら?出発資金と1年間の予算

オーストラリアのワーホリの出発資金と1年間の予算を紹介する記事のサムネイル。人物はイメージ。

オーストラリアのワーホリ費用は、出発時に用意する資金と、1年間に使う費用を分けると考えやすくなります。学校代を支払った後に、仕事が見つかるまで暮らせるお金が残るかが重要です。

この記事のモデルでは、語学学校4週間なら出発資金約162.9万円、12週間なら約200.3万円と試算します。学校の公式料金と、生活費・航空券などの仮予算を使った例であり、平均額や販売価格ではありません。

現地での見込み収入は差し引いていません。

ビザ・学校料金などは2026年11月6日に公式情報を確認しました。円換算は比較用に1豪ドル=110円を置き、現在の市場レートとは区別しています。

自分の学校・都市・出発日で数字を差し替えて使ってください。

ワーホリの予算を出発までの支払い・到着後の資金・予備費に分けた図解
仕事が決まる前の収入を差し引かず、支払いと手元に残すお金を分けて計画します。
目次

オーストラリアのワーホリで必要な費用の全体像

費用は、渡航までの支払い、到着後の生活資金、急な出費への備えに分けます。これから得る予定の給料を最初に引くと、仕事が始まらない場合に資金不足になりかねません。

区分主な項目考え方
渡航前後に支払うものビザ、航空券、保険、学校の費用見積もりや請求額で積み上げる
到着後に使う資金住居、食費、交通、通信、日用品仕事開始までの期間を置いて準備する
予備費・一時的に必要なお金帰国変更、移動、住居の保証金など通常の生活費と別に残す

住居の保証金は返還される可能性があっても、入居時には資金が必要です。旅行、長距離移動、車の購入などを予定する場合も、普段の生活費とは分けて追加してください。

出発資金は学校4週間と12週間で比べる

次は、学校に通う期間だけを変えて比較するモデルです。到着後13週間は仕事の収入を見込まず、住居・生活費を用意する条件で計算します。

学校はImpact English Collegeの2026年料金表を参照し、一般英語の授業料を週410豪ドル、教材費を週15豪ドル、入学金を200豪ドルとして計算しました。

割引や代理店の特典は含めていません。

費目学校4週間学校12週間
授業料1,640豪ドル4,920豪ドル
教材費60豪ドル180豪ドル
入学金200豪ドル200豪ドル
初回ワーホリビザ申請料840豪ドル840豪ドル
到着後13週間の住居・生活費7,800豪ドル7,800豪ドル
豪ドル建ての小計10,540豪ドル13,940豪ドル
1豪ドル=110円で換算1,159,400円1,533,400円
渡航・帰国の航空券予算120,000円120,000円
1年間の保険予算250,000円250,000円
予備費100,000円100,000円
出発資金の合計1,629,400円2,003,400円

生活費は1週間600豪ドル(住居350豪ドル+食費・交通・通信など250豪ドル)×13週間という当サイトの仮定です。航空券12万円、保険25万円、予備費10万円も仮置きで、実際の商品価格ではありません。

都市と暮らし方に合わせて変更してください。

学校の宿泊手配・送迎、有料の就労支援、住居保証金、追加の健康診断などはモデルに含めていません。必要な場合は足します。反対に、住居・食事を学校のパッケージで前払いするなら、同じ期間の生活費を二重に足さないようにしましょう。

学校を4週間から12週間に変えた差は、授業・教材の3,400豪ドル、110円換算で374,000円です。期間を決めきれない人は、最初に学ぶ長さと、到着後に残す生活資金を別々に比較すると判断しやすくなります。

学校と滞在費は公式料金と同条件で比較

上のモデルは1校の通常掲載料金を使ったもので、全校の相場ではありません。学校・コース・開始日によって価格や参加条件が変わるため、希望するプランの見積もりで確かめてください。

Impact English Collegeの掲載料金例

参照したのはImpact English Collegeの2026年公式料金表(2026年9月更新)です。授業料・教材費のほか、宿泊や送迎は別項目として掲載されています。

掲載項目料金例
授業料週410豪ドル
教材費週15豪ドル。1コース最低60豪ドル
入学金200豪ドル
ホームステイ手配料350豪ドル
ホームステイ1人部屋週410豪ドル。平日2食・週末3食の案内
メルボルン・タラマリン空港送迎200豪ドル

料金表には2026年料金の申込・入金期限や変更の可能性が記載されています。2027年の渡航に、この金額がそのまま適用されると決めないでください。

ワーホリ用保険と、学生ビザ向けのOSHCも同じものではありません。

宿泊付きなら生活費の重複を調整する

学校の手配するホームステイを使う場合は、手配料や食事、空港送迎の条件も入れて比較します。前述のモデルの住居350豪ドルは仮定なので、実際のホームステイ料金に置き換え、含まれる食事の分も調整しましょう。

都市を変えると住まいの選択や交通費も変わります。Study Australiaの生活・教育費案内も、都市やプログラムで費用が異なると説明しています。

掲載計算機の古い更新値を、現在の家賃相場として断定することは避けています。

ビザ申請料と資金条件は支出を分けて確認

日本人が初回のWorking Holiday visa(subclass 417)を検討する場合も、本人の年齢・旅券・過去の入国歴などの要件があります。

費用だけを用意すれば許可される制度ではありません。

初回申請料は840豪ドル

2026年11月6日確認のオーストラリア内務省の初回417ビザ案内では、申請料は840豪ドル、滞在は最長12か月、就学は最長4か月と案内されています。

110円の試算レートなら申請料は92,400円です。

実際の決済額には、支払い方法の手数料や適用レートなどが関係する場合があります。求められた健康診断などの費用も別途です。許可前に変更できない航空券・学校・仕事の予定を確定しないよう、公式案内を確認してください。

5,000豪ドルは追加の手数料ではない

同じ公式ページでは、初期滞在のため通常約5,000豪ドルと、出国に必要な航空運賃を用意する旨が示されています。これは政府へ支払う手数料ではなく、滞在と出国の資金条件です。

予算に5,000豪ドルを機械的に二重加算するのではなく、学費や航空券の支払い後に使える資金と、申請時に求められる証明を両方確認します。

本記事の生活資金7,800豪ドルも、ビザ条件を満たすことや生活費が足りることを保証する数値ではありません。

1年間の費用は現地収入を引く前に把握する

出発資金は、1年分の生活費をすべて含むものではありません。学校12週間のモデルで、同じ生活費を52週間続けるとどうなるかを見てみましょう。

費目学校12週間・滞在52週間のモデル
住居・生活費600豪ドル×52週間31,200豪ドル
学校の授業料・教材・入学金5,300豪ドル
初回ビザ申請料840豪ドル
豪ドル建て小計37,340豪ドル
110円換算4,107,400円
航空券・保険・予備費の計470,000円
1年間の総予算4,577,400円(約457.7万円)

この合計も、実際の相場や請求額ではなく仮定を使った支出モデルです。旅行・車・学校の追加期間などは含まず、未使用の予備費も予算枠として数えています。

現地収入を得た場合の最終負担額とは区別してください。

最低賃金は採用や労働時間の保証ではない

Fair Work Ombudsmanは、2026年7月1日からの全国最低賃金を、対象となる成人のaward・協定適用外労働者について税引前時給26.44豪ドルと案内しています。

職種別のawardや年齢・雇用形態などで適用条件が異なるため、公式の最低賃金案内で確認してください。

その時給で希望する時間だけ働けるとは限りません。採用までの時間、シフト、税金、移動費などで手元に残るお金は変わります。給料が入る前提で出発資金を削らないことが大切です。

為替が10円変わると予算も変わる

学校12週間の出発モデルは13,940豪ドル分の支出・生活資金を置いています。これを異なる仮定レートで換算すると、次の差になります。

試算レート豪ドル分+円建て予算47万円
1豪ドル=100円1,864,000円
1豪ドル=110円2,003,400円
1豪ドル=120円2,142,800円

100円・110円・120円は為替予想ではありません。10円の差で139,400円変わる計算例です。実際には、学校・カード・送金サービスが使うレートと手数料を確認してください。

予算を抑える方法と避けたい計画

費用を下げるときは、学校期間、住まい、渡航日を調整できるか考えます。手続きや保険、生活の余裕まで削ると、現地で選べる行動が狭くなってしまいます。

学校期間を比較するメリット
必要な英語準備と学費のバランスを、自分の目的に合わせて考えられます。

短くする場合の注意点
学費を減らしても、仕事や家を探す英語の準備が不要になるわけではありません。

  1. 学校4週間・12週間など、期間を変えた見積もりを取る
  2. 希望都市で実際に入居できる住まいの料金と初期支払いを調べる
  3. 送迎・保険・学習支援の重複を確認する
  4. 旅行や車の購入は、生活資金を確保した後の別予算にする
  • 求人がすぐ決まるとして到着後の生活費を少なく見積もる
  • 資金条件の金額を1年分の生活費だと思い込む
  • 学生ビザ向けの金額・保険・就労条件をワーホリに当てはめる
  • 広告の実質費用だけを見て、渡航前の支払いを確認しない

費用の相談は学校と支援を分けて比較する

エージェントへ相談するときは、到着後に残したい資金も伝えましょう。安い学校だけを探すのではなく、英語の準備と生活費を含めて実行できる計画かを確認します。

  • 出発までに支払う金額と、支払後に残す生活資金
  • 希望都市、学校4週間・12週間などの比較条件
  • 住居・食事・送迎がセットに含まれるか
  • 英語学習・就労支援の内容と追加料金

費用の範囲を比べたい人
スマ留などで学校・滞在のセット料金と、含まれない支出を分けて見積もってもらいます。

英語準備と渡航後をつなげたい人
StudyInや夢カナ留学、タビケン留学などで、事前の学習と現地支援の内容を確認します。有料の学習・就労支援は基本料金と分けて比較しましょう。

相談先はオーストラリア留学エージェントの比較で確認できます。各社の費用はスマ留、StudyIn、夢カナ留学の記事も参考にしてください。

こんな人におすすめ
学校の期間を比べながら、出発前の支払いと到着後の生活資金を分けて相談したい人。

オーストラリアのワーホリ費用でよくある質問

最後に、準備額や資金条件について迷いやすい点を整理します。モデルの金額は、希望する条件で差し替えるための目安です。

100万円あれば出発できますか?

学校期間、先払いした費用、到着後の生活計画によって変わるため、一律に十分とはいえません。支払った後に使える資金と、ビザの資金・出国要件を確認してください。

現地で稼げば費用を回収できますか?

収入は採用状況と働く時間で変わり、税金や生活費もかかります。回収できると断定せず、就労しない期間でも生活できる準備額から考えましょう。

学校は12週間通う必要がありますか?

本記事の12週間は比較用の設定であり、ビザ申請の必須条件ではありません。目的と英語力に合わせて決めます。初回417ビザの就学上限は最長4か月という公式案内も確認してください。

5,000豪ドルを予算に別途追加しますか?

政府に払う費用ではありません。現地生活と出国のための資金条件なので、学費などの支払いと残高を整理し、証明の要件を満たすか確認します。

二重加算と不足の両方に注意してください。

まずは収入なしでも始められる予算を作ろう

オーストラリアのワーホリは、出発資金・1年間の支出・現地収入を分けて考えることで、計画の無理を見つけやすくなります。学校の公式料金に、自分の住まい・航空券・保険の見積もりを足してください。

学校4週間と12週間など複数案を出してもらい、支払後に残る生活資金まで比較しましょう。英語準備や渡航先を含めて検討したい人は、まず資料で支援の範囲を確認できます。

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